パズル万華鏡

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部屋割論法の理解・整数問題(1)の解

 部屋割論法の理解・整数問題(1)の解答例を示します。

 

問題(1)の解

 どんな自然数でも9で割ると、余りは0から8までのどれかになる。

余りについて、9個の部屋を用意し、10個の自然数を9で割った余りにしたがって、この9個の部屋に入れる。

 部屋割論法により、どれか2つの自然数は同じ部屋にはいることになる。

ところで、同じ部屋の2個の数の差は9で割り切れるので、差が9で割り切れるような2個の数があることになる。以上より、命題が証明された。

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