農夫の渡河問題(2)の解答例を示します。
問題(2)の解
農夫の渡河問題(2)の解答例を示します。
問題(2)の解
農夫の渡河問題(2)を紹介します。
問題(2)
ボートには農夫のほかに最大2つ乗せることができる。
農夫が運ぶ物を{オオカミ,ヤギ,キャベツ}とし、物xと物yが共存可能の場合○、共存不可能の場合×とする。
共存関係が問題(1)と同じとき、農夫が、オオカミ、ヤギ、キャベツを右岸に運ぶ方法を考察せよ。
農夫の渡河問題(1)の解答例を示します。
問題(1)の解2
農夫の渡河問題(1)の解答例を示します。
問題(1)の解1
オオカミ、ヤギ、キャベツ、農夫がそれぞれ川の左岸にいるときに L 右岸にいるときに R で表わすと、最初の状態は、LLLL となる。目標の状態は、RRRR である。最初の状態を親節点とすると、最初の状態から4つの状態、LLLR,LLRR,LRLR,RLLR が得られ、これらはつぎのように表すことができる。
このように、ある状態から得られる状態をつぎつぎに求めていくと、樹形図が構成できる。
この樹形図では、最初の状態(LLLL)からある状態までの経路中に同じ状態が現れる場合と、ヤギまたはキャベツが食べられてしまう場合、その状態を枠で囲む。
前者は繰り返しになるためであり、後者は題意を満たさないからである。
また、題意にあう状態(RRRR)が得られたときもその状態を枠で囲む。
樹形図を最初の状態(LLLL)から出発して、反時計回りにたどりすべての状態を調べる。
その結果、 最初の状態(LLLL)から枠で囲まれた(RRRR)への長さ7の2つの経路が求める解に対応することがわかる。
解(1): LLLL → LRLR → LRLL → LRRR → LLRL → RLRR → RLRL → RRRR
解(2): LLLL → LRLR → LRLL → RRLR → RLLL → RLRR → RLRL → RRRR
農夫の渡河問題(1)を紹介します。
問題(1)
一そうのボートを使って、農夫がオオカミとヤギとキャベツを向こう岸に運ぶことになった。ところで、ボートには農夫のほかに最大1つ乗せることができる。また、農夫がいないとオオカミはヤギをヤギはキャベツを食べてしまう。
農夫が無事に、オオカミとヤギとキャベツを向こう岸に運ぶ方法を考察せよ。
直方体と串の問題(7)の解答例を示します。
問題(7)の解
縦方向に4回、水平方向に3回、横方向に5回切る。
線分AHの長さを1としてそれぞれの切断点の位置を表すと、
縦方向で、1/5, 2/5, 3/5、4/5、
水平方向で、1/4, 2/4, 3/4、
横方向で、1/6, 2/6, 3/6、4/6, 5/6
となる。
したがって、異なる切断点は11個になり、線分は12本に分割される。
この12本は、小立方体に1対1対応するので、12個の小立方体を通過することになる。
直方体と串の問題(7)を紹介します。
問題(7)
1×1×1の小立方体を積み重ねて、5×6×4の直方体をつくる。
点Aと点Hを直線で結ぶとき、何個の小立方体を通過するか考察せよ。