パズル万華鏡

面白いパズルの紹介と解説をします。

直方体と串の問題(1)の解

 直方体と串の問題(1)の解答例を示します。

 

問題(1)の解

 まず、5×1×4直方体を考え、線分ABを引く。その後で、この直方体を、縦方向に4回、水平方向に3回切って、小立方体に分ける。

 すると、縦方向に4回切るときに、線分ABは4か所切断される。
 水平方向に3回切るときに、線分ABは3か所切断される。

このうち切断点が一致するものを調べる。それぞれの切断は線分ABを等分するので、
線分ABの長さを1としてそれぞれの切断点の位置を表すと、

  縦方向で、1/5, 2/5, 3/5、4/5、
  水平方向で、1/4, 2/4, 3/4

となる。

したがって、異なる切断点は7個になり、線分は8本に分割される。

この8本は、小立方体に1対1対応するので、8個の小立方体を通過することになる。

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