パズル万華鏡

面白いパズルの紹介と解説をします。

ランプ点灯問題(4)の解

ランプ点灯問題(4)の解を示します。

(4)の解

●a=3,b=4の場合

 マス目に番号を付ける。
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 マス目1に影響を与えるマス目:{1,2,3,4,5,9}
 マス目2に影響を与えるマス目:{1,2,3,4,6,10}
 マス目3に影響を与えるマス目:{1,2,3,4,7,11}
 マス目4に影響を与えるマス目:{1,2,3,4,8,12}
 マス目5に影響を与えるマス目:{1,5,6,7,8,9}
 マス目6に影響を与えるマス目:{2,5,6,7,8,10}
 マス目7に影響を与えるマス目:{3,5,6,7,8,11}
 マス目8に影響を与えるマス目:{4,5,6,7,8,12}
 マス目9に影響を与えるマス目:{1,5,9,10,11,12}
 マス目10に影響を与えるマス目:{2,6,9,10,11,12}
 マス目11に影響を与えるマス目:{3,7,9,10,11,12}
 マス目12に影響を与えるマス目:{4,8,9,10,11,12}

 すべてのマス目を押すと、各マス目は6回押されたことと同等になる。
すなわち、最初消灯していたなら消灯し、点灯していたなら点灯している。
結局、すべてのマス目は消灯している。また、スイッチを押す順番で変わらない。

●a×bの場合

 ひとつのマス目に影響を与えるマス目の個数は、a+b-1個となる。

 a+b-1が偶数の場合、すべてのマス目を押すと、各マス目は偶数押されたことと同等になる。すなわち、最初消灯していたなら消灯し、点灯していたなら点灯している。
結局、すべてのマス目は消灯している。また、スイッチを押す順番で変わらない。

 a+b-1が奇数の場合、すべてのマス目を押すと、各マス目は奇数押されたことと同等になる。すなわち、最初消灯していたなら点灯し、点灯していたなら消灯している。
結局、すべてのマス目は点灯している。また、スイッチを押す順番で変わらない。

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