順列生成(応用)問題(4)の考察2を示します。
問題(4)考察2
集合{1,2,...,n}上のフィボナッチ順列の個数をf(n)とする。
求める順列において、p(n)=n または、p(n)=n-1が成り立つ。
そこで、求める順列をp(n)=nとp(n)=n-1で分類する。
前者は、f(n-1)個、後者は、p(n-1)=nとなるので、f(n-2)個となる。
したがって、
f(n) = f(n-1) + f(n-2) (n≧3) f(1)=1, f(2)=2
を得る。これは、フィボナッチ数である。