パズル万華鏡

面白いパズルの紹介と解説をします。

コインの回転問題(1)の解

 コインの回転問題(1)の解答例を示します。

 

問題(1)の解

考え方1

 辺の総和がコイン周と同じ正n角形(n=4)を動コインが転がるとき、
各角で90°回転する。したがって、正n角形(n=4)の周上を動コインが転がるときは、外角の和(すなわち、360°)だけ余分に回転する。

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 nが大きくなると、辺の総和がコイン周と同じ正n角形は円に近づき、
外角の和は、n(≧3)に関わらず360°なので、結局、1回転余分に回転する。

 

考え方2

 動コインが定コインに対して接しながらα移動すると、動コインは2α回転する。したがって、動コインが1周したとき、動コインは2回転する。

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