パズル万華鏡

面白いパズルの紹介と解説をします。

バネ秤を使った偽コイン検出問題(3)の解

(3)の解

 Aからa個、Bからb個、Cからc個取り出すとする。

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すなわち、

  2a+2b+2c, 2a+2b, 2a+2b+c, 2a+2c, 2a+b+2c, 2b+2c, a+2b+2c, 2a+b,
  2a+c, a+2b, 2b+c, a+2c, b+2c, a+b+2c, a+2b+c, 2a+b+c, 2c, 2b, 2a,
  a+b+c, b+c, a+c, a+b, c, b, a

がすべて異なればよい。

一つの解として、a=1, b=3, c=9 が見つかる。

 3つの山をA,B,Cとし、Aから1個、Bから3個、Cから9個取り出す。
次の表より、13個の重さから偽物の山がわかる。

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例 山Aから1個、山Bから3個、山Cから9個取り出し、バネ秤で重さを量ったところ、60gだった。本物、偽物を判定せよ。

 上の表から、山Aが3g、山Bが4g、山Cが5gとわかる。


 バネ秤の数値-(3a+3b+3c)を求め、3進表示すると、A,B,Cと対応する。
ただし、本物(5g)を2、偽物(4g)を1、偽物(3g)を0に対応づける。

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 山Aから1個、山Bから3個、山Cから9個取り出し、バネ秤で重さを量ったところ、60gだった。本物、偽物を判定せよ。

  60-3×(1+3+9)=21
  21=3×7+0
   7=3×2+1
   2=3×0+2

したがって、山Aが3g、山Bが4g、山Cが5gとわかる。

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