(1)の解
山Aからa個、山Bからb個、山Cからc個取り出すとする。
偽物を検出するには、バネ秤の数値がすべて異なる必要がある。
5a+5b+4c = (4a+4b+4c)+a+b
5a+4b+5c = (4a+4b+4c)+a+c
4a+5b+5c = (4a+4b+4c)+b+c
すなわち、 a+b,b+c,c+a がすべて異なればよい。一つの解として、
a = 1, b = 2, c = 3
が見つかる。バネ秤の数値を求めると、つぎのようになる。
バネ秤の数値から偽物の山がわかる。
27gならCが偽物、28gならBが偽物、29gならAが偽物。
別の解として、a = 4, b = 2, c = 1 もある。バネ秤の数値-(4a+4b+4c)を求め、2進表示すると偽物の山を知ることができる。ただし、本物を1、偽物を0に対応づける。