パズル万華鏡

面白いパズルの紹介と解説をします。

数の三角形問題(6)考察1

 数の三角形問題(6)考察1を示します。

(6)考察1

 に記号 x(1),…,x(9)を割り当てる。

         x(1)
    x(9) x(2)
  x(8)     x(3)
x(7)  x(6)  x(5)  x(4)

 条件より、

  x(1)+x(2)+x(3)+x(4)+x(5)+x(6)+x(7)+x(8)+x(9)=1+2+3+4+5+6+7+8+9
                       =45

が成り立つ。

 辺の合計をmとする。

  x(1)+x(2)+x(3)+x(4)=m
  x(4)+x(5)+x(6)+x(7)=m
  x(7)+x(8)+x(9)+x(1)=m

 最初の式と合わせると、三角形の頂点x(1),x(4),x(7)において、

  x(1)+x(4)+x(7)=3m-45

が成り立つ。

 また、x(1)+x(4)+x(7)の最小値は、1+2+3=6より、m≧17、最大値は、7+8+9=24より、m≦23がわかる。

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